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Bird carving

執筆者の写真: Yuma yamamokuYuma yamamoku

更新日:2024年10月7日

バードカービングは、1800年代中頃からアメリカ東部で、ガンやカモ類の狩猟の際、鳥をおびき寄せるために作られたデコイ(囮)から装飾品として変化し生まれました。



日本にバードカービングが紹介されたのは1979年のことで、日本鳥類保護連盟が愛鳥教育に役立てようと活動を開始したことから始まりました。


日本鳥類保護連盟の活動の一環として始まったことが幸いし、鳥を「殺すための道具」としてではなく、逆の発想で、保護に生かそうという取り組みが始まりました。


その後、博物館での展示にカービングが使えるかどうか、検討が始まり、今では剥製では展示が難しい絶滅種や絶滅危惧種などをカービングによって複製され展示がされています。





3年ほど前。

自然公園に行った際、その公園内にあったビジターセンターでバードカービング展を見た事がありました。


素敵!とは思うものの、その時は自分にはできなさそうって印象でした。

その理由としては、僕は絵が不得意で、しっかり絵が描けないと立体物にするは難しいと思っていたからです。


そんな感じでしたが、今年の7月頃、野鳥観察は暑さの為一旦お休み、その時にふと、絵でも描いてみよう!と思い描いてみる事に。


鳥の事はそこそこ知ってると思っていましたが、

紙に描くとなると、より解像度が必要な作業。


そこそこ知ってるなんて嘘ついてごめんなさい。。笑


「ここから黒い羽で、ここからは茶色なんだとか脚はここから曲がるのか」など

より深く知れるのが楽しくて、1か月間、服作りの時間以外は鳥の絵を描いてました。笑





8月になり、なんとなく自分の絵が好きになりだした頃。


あの時のバードカービング展を思い出して、「今ならできるかも!」と思い立ち、急いで必要な木工道具を集め、バードカービングを始めてみる事にしました。









バードカービング協会にも入り

今は今月末にある全日本バードカービングコンクールに向けて制作を頑張っています。


コンクールは一般の方も見れるみたいなので改めて詳細はお伝えしますね!



3年前はレンズ越しに見る鳥が楽しくて仕方がなくて、バードカービングになんてそこまで興味なかったけど、今はバードカービングに夢中。 なんか不思議だなぁーと思います。笑


今思うと、野鳥観察を続けてきたからこそ、それが彫刻にも活かされているなと思うし、

自分の撮ってきた写真が参考資料として役立つのも嬉しいです。



Yuma



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