自然を観察し、関わろうとするとき。
その時間には、大切な人に手紙を書いて、返事を待つときのような楽しさがあります。
想像力を働かせ愛を送り、どきどきしながら"その時"を待ちます。
庭で日々繰り広げられる自然のサイクル。
水があれば鳥や動物が喉を潤し、羽を洗い、花があれば虫たちが集まります。
実を食べる鳥たちもとても可愛いです。
数年前から少しずつ手を入れてきた庭は、私たちにとって小さな楽園となり、
最もシンプルで大事なことに立ち返ることのできる、大切な居場所となりました。
野鳥観察は我々の生活に馴染み、鳥の声が聴こえるとそっと耳を澄まして、その姿を探します。
近所の林や森、時には遠くの山や川、草原で慎ましく生きる彼らの姿を観察していると、
庭にいる時と同じように、幸せな気持ちに包まれるのです。
動植物にとっても、私たちにとっても、心地のいい小さな楽園を。
まずは私たちの足元から。
こちらの愛を受け取ってもらえるか、答えが帰ってくるのは数年後かもしれません。
これからも皆さんと一緒に観察を楽しみ、身近な自然ともっと仲良くなれたらと夢見ています。
引き続き、このJOURNALで。
次回のお話は、アオバズクの巣箱についてです*
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